2022.08.28 家政学科
2022年8月27日・土曜日、28日・日曜日、神戸市立須磨海浜水族園(以下、スマスイ)×株式会社マテックス×神戸女子大学の産官学連携プロジェクト、「CODOMO SUMA CLUB」、Vol.1:クイズラリーとモビール作りワークショップをスマスイにおいて開催しました。
このプロジェクトは、被服のデザインや制作に取り組んでいる家政学科の中西ゼミと十一ゼミの学生が、SDGsの目標の一つ「海の豊かさを守ろう」をテーマに、海洋ゴミの問題や海洋資源の大切さを子どもたちと考えながら、SDGsへの興味、関心を深めることを目的とし、企画しました。4月下旬の企画会議開始から準備を進め、当日は、多くの方々にクイズラリーや海の生き物のモビール作りを楽しんでもらいました。
海の環境保全や、海洋ゴミ問題をモチーフにしたクイズラリーを考案、受付で学生の描いたかわいい生き物イラスト入りシートを配布し、6問のクイズを答えて回りました。2日間で約600人の方の参加がありました。
マテックス社オリジナルの、不要な紙類やアパレル工場の残布などを再利用したアップサイクルペーパー ASUKAMI(アスカミ)を使用しました。海の生き物の形に切り抜いた型紙に塗り絵をして、モビール作りを体験してもらいました。
1日4回、1回の定員は6人で毎回満席、参加できなかった子どもたちには、お持ち帰りセットをお渡ししました。
スマスイオリジナルのポンチョ型レインコートからのリメイクを提案し、バッグにリメイクする手順も紹介しました。
制限のある中で、様々な年齢の子どもたちに喜んでもらえるワークショップを考えたため、ターゲットを意識した企画力がアップしたと思います。モビールワークショップでは、制作方法を考えるのに時間がかかり、さらに、改善なども行ったため、イベントが近づくにつれ、忙しくなってしまいました。スケジュールを立て、計画通り進めていくべきだったと感じました。
これまでボランティアなどに参加したことがなかったため、とても良い経験になりました。子どもと関わる際は目線を合わせ、わかりやすく説明する必要があることを改めて学びました。クイズラリーでは、子どもだけでなく保護者やご年配夫婦なども参加していただき嬉しかったです。