2022.04.21 家政学科
家政学科1年生を対象にした「家政学を学ぶ」は、これから始まる家政学科の学びの魅力を多角的・総合的に知り、教員や上級生とのコミュニケーションをはかるための1年生の必修科目です。
学科主任による家政学科の全体的な説明の後、被服デザイン科学、住空間、生活マネジメントの3コースと教職について担当教員による授業紹介、さらに11名の教員と4名の助手の自己紹介を行いました。 1年生は目を輝かせ、熱心に話を聞いてくれて、これから始まる家政学科の学びに期待を膨らませていたでしょう。
お天気が心配されましたが、みんなの願いが叶って、キャンパス・パーク連携している神戸市立須磨離宮公園でオリエンテーリングを無事行うことができました。
コロナ禍で2年間中断していましたが、感染対策に努めながらも教員や上級生と親睦を深める貴重な時間でした。
休園日にもかかわらず、園長から須磨離宮公園の魅力についてご説明くださいました。広大で自然豊かな公園の花々からの季節の移ろいも大学生活とともに楽しんでいきましょう。
そして、「フィールドワーク」受講の3年生に引率され、1年生は少人数の班に分かれ、ゲームで競い合いました。9カ所のチェックポイントを順に巡り、そこで待機する教員が出題する行吉学園や研究にちなんだクイズに答え、
じゃんけんで対戦しポイントを競いました。上位入賞の班には、オリジナル賞品が授与されました。春の花々で彩られた広い公園内を駆け巡るうち、入学間もない新入生も打ち解け、気持ちの良いひと時を過ごしました。
上級生のサポートのもと、図書館での文献検索方法やパソコンでのレポート作成など大学で必要な基礎を学びました。高校生の時に書いた小論文の書き方とも違い執筆上の約束事が多い上にWEBでの提出など、 慣れるまでは大変かもしれません。しかし、難しいことを一つひとつ解決しながら、粘り強く論理的思考を繰り返し、学問を楽しむ充実感を味わってほしいと思います。
そして、4回目からは、いよいよ「家政学を学ぶ」の本格始動です。1年生は家政学科教員の研究室を巡りながら、 教員の専門分野を通してアクティブラーニングを取り入れたゼミ形式で家政学を理解するとともに、これからの学びの道筋をつくる機会とします。 また、大学で必要な読み・書きの技術を磨くことを目的に、毎週レポート課題が出されます。1年生のみなさんの頑張りに期待しています。