2023.01.22 社会福祉学科
生活支援技術Ⅱ(応用)の災害時の介護という授業で、ミュージックセラピーグループハーモニー主催の1.17と3.11をつなぐ会にオンラインで参加しました。毎年この時期になると開催されている震災関連の催しです。震災の体験談をひとりずつ聞かせていただき、その当時のことを忘れず、思いを受け継いでいくために開催され2023年で28回目でした。
前半の1時間は、被災した当時の様子を一人ずつ語り、後半の1時間は「しあわせ運べるように」など、音楽の力によって心を癒す時間として学生とともに参加しました。
・被災者の方から当時の様子を具体的に聞くことができ、とても勉強になりました。こうして世代を渡って語り継がれていくことで、地震がもたらす被害の大きさや怖さを身近に感じることができるとともに、実際に経験をしていなくても被災者の方が感じた思いや願いに寄り添い、忘れないでいられると思いました。
・阪神淡路大震災と東日本大震災が起こった時の状況や避難生活で大変だったこと、原子力発電による被害など、いろんな話を聞くことができてとても良い経験になりました。話を聞くだけでも恐怖心が伝わってきました。南海トラフに備えて、避難場所を確認したり家具を固定して倒れてこないようにしたいと思いました。
・音楽療法を実践して、リズムに合わせて鳴子を鳴らしたり腕や肩を叩いたりすることで運動機能の低下を少しでも防ぐことができると分かりました。今後、介護計画やレクリエーションを考えるときに今日学んだことを参考にしたいと思います。