2022.11.19 社会福祉学科
社会福祉学科では毎年この時期に、様々なジャンルで働く卒業生に来てもらい、在学生と交流する会を持っています。コロナ禍の間も全員Zoom参加で行っていましたが、2022年は1年生のみ対面、2~4年生はZoomで、卒業生は対面もZoomも選択してもらえるように企画しました。
シンポジストとして参加してくれた4名の卒業生は高齢者分野・病院・児童分野・行政で働く30代・20代の先輩たちです。各機関でどのような支援をしているのか、どういった専門職と連携しているのか、学生時代にどんなボランティアやアルバイトをしていたかなど分かりやすいパワーポイントを作って話してくれました。
シンポジウムの後は卒業生と教員が残って対面とZoomの両方でささやかな交流会を持ちました。それぞれの近況報告の後、学科としてホームページを起ち上げることを教員から伝え、卒業生が大学に望むことを聴きました。
・後輩たちにボランティアや就職も含めて自分たちが働く施設・機関のことを知ってもらいたい。
・こうやって会って話すことで神戸女子大学で学んだ人がどこで働いているのかを知ることが出来れば、横のつながりを持つことが出来る、つながることでスキルを高めていきたい。
・地元(遠方)で働いている人や、子育て中など様々な事情があると思うのでZoomでも参加できることは続けてほしい。
・神戸女子大学が大好きなのでこれからも繋がって先輩たちから学び、後輩へもつないでいきたい。
といった前向きな意見が寄せられました。
一方、在学生からは
・学生時代、ボランティアやアルバイトなど様々な経験を積んだというお話をされていたが、まだ自分は行動できていないということに気付いてもっと挑戦していこうと思った。
・様々な分野の知識が必要だと伺って、苦手な授業は避けがちだったが逃げずに学修していこうと思った。
・他機関と連携して支援しておられることを伺って、実習での経験も含めてイメージをつかむことができた。
社会福祉学科として、これからも時代に合ったツールを使いながら、若い人たちがつながることのできる場を積極的に展開していきたいと思います。