社会福祉学科1年生「18歳から大人になることの意味」と「賢い消費者になるための基礎知識」の実施
2022.05.26 社会福祉学科
2022年5月26日・木曜日に、1年生が、兵庫県司法書士会の方から、2022年4月1日・金曜日から民法改正により成人年齢が18歳に引き下げられたことを受けて、「18歳から大人になることの意味」と、それに関連して「賢い消費者になるための基礎知識」について講義を受けました。民法改正の施行により、その時点で18歳と19歳の人、全国で約200万人が一斉に「大人扱い」されることになり、受講した1年生はまさにその中の一人に当たります。
講義では、成人年齢とは、1人で契約を結べるようになるなど様々な自由を得ると同時に、自身の行動に責任が伴う年齢であること、契約に関しては「未成年者取消権」は行使できないため、契約時には慎重になるとともに、悪質な契約等についてはクーリング・オフ制度の利用や消費者ホットライン等への相談という方法があることを分かりやすくお話していただきました。
講義を受けた学生からは、「自分たちは成人式もなかったため、いつの間にか気づいたら成人年齢になっていたので、自覚をもって契約でのトラブルに巻き込まれないよう注意したい」、「私たちが日々気軽に利用しているSNSをきっかけにトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、SNS利用時は注意を怠らないようにしたい」「自分と同年代のアルバイト契約におけるトラブルが増加していることが分かったので、正しい契約をするためにも基礎知識をもたなければならない」等の感想が集まりました。
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