2022.09.24 地域連携推進事務室
この度、神戸女子大学 文学部 日本語日本文学科 C・Mさんが、2022年度兵庫県「若人の賞」を受賞し、2022年9月24日・土曜日、兵庫県より表彰楯及び記念品が贈呈されました。
この賞は、1985年の国際青年年を記念して創設され、豊かな創造力と情熱を傾けながら、青少年活動や国際交流活動などに積極的に取り組んでいる個人を表彰する制度です。
Cさんは、実際に地域に出て「地域社会に生きることの意味を学ぶ」神女の全学共通教養科目「地域学習」を履修したのをきっかけに、様々な地域活動に参加してきました。その中でも、大学コンソーシアムひょうご神戸学生交流委員会が行う学生災害ボランティア・ネットワーク事業に熱心に取り組み、その功績が認められ、この度栄えある受賞をされました。
コンソーシアムひょうご神戸学生交流委員会の行う「学生災害ボランティア・ネットワーク事業」に、2019年度から3年間継続して参加しました。2020年度より学生スタッフとして、一般参加の学生が円滑に活動できるよう、チームのまとめ役として活躍しました。また、現地の災害に遭われた方々やその支援者との連携・協働した活動を進めるための情報共有や支援者間の調整も行いました。さらに委員会・理事会報告においても報告するなど、主体的・自発的に活動に取り組み、被災地支援・復興支援の振興に尽くしました。
2019年4月から2020年3月には、学生災害ボランティア・ネットワーク事業の一般学生として、水害のあった岡山県倉敷市真備町で住民への事前ヒアリングや仮設住宅でのイベント、その他ボランティア活動を行いました。
2020年4月から2021年3月には、学生スタッフとして、2019年度同様、岡山県倉敷市真備町を担当し、コロナ禍のためオンラインでの傾聴ボランティア活動をメインで行いました。
2021年4月から2022年3月には、学生スタッフとして、岡山県だけでなく、熊本県も担当しました。主に岡山県倉敷市真備町・岡山県立矢掛高等学校において活動を行いました。事前ヒアリングや実際に真備町を歩き、写真洗浄の方や矢掛高校の生徒達に話を伺った上で、チームの学生ボランティアと話し合い、災害の暗い、タブーといったイメージを払拭しつつ学ぶことのできる「真備災害すごろく」を作成するなどしました。