2021年04月08日
神戸女子大学・神戸女子短期大学 学長 栗原 伸公
学生のみなさまへ
保証人 各位
神女大・神女短大では、新年度にあたり、感染の拡大防止と学修機会確保との両立、そして、新入生のみなさまには学生同士や教職員との人的な交流を通じて円滑に学生生活へ適応いただくことに重点を置き、感染防止対策を徹底したうえで、 対面による新年度オリエンテーションを行い、2021年度前期については、原則として面接授業を実施することでスタートしました。
2021年4月1日・木曜日付けで、全国で初めての新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の適用が政府により決定され、 2021年4月5日・月曜日から5月5日・水曜日の期間、その実施区域として神戸市が指定されましたが、緊急事態宣言の発令までには至らず、自治体からの大学に対する特段の要請もなかったことから、これまで、感染状況を注視しつつ、 面接授業を継続してきたところです。
しかしながら、大阪府・兵庫県では、感染拡大に歯止めがかかっておらず、特に、大阪府では2021年4月7日・水曜日には800人を超える過去最多の感染者が確認されるなど陽性者数が急増していることから、 現状を深刻に受け止めており、学生のみなさまの健康安全の確保を第一義とし、また、安心して学生生活を送っていただくためには、現在の方針の見直しを余儀なくされる段階にきているとの結論に至りました。
つきましては、神女大・神女短大の新型コロナウイルス感染症対策本部会議において決定された「教育研究活動指針 with COVID-19」を基準として、今後の授業や諸活動に関する方針を下記のとおり決定しましたのでお知らせします。
新学期開始早々での方針の変更であり、特に、新入生のみなさまにとっては、大学の授業にまだ十分慣れていないこの時期での対応方針の変更となりますが、何卒ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
神女大・神女短大では、学生のみなさまをサポートするための様々な相談窓口を設けて支援体制を整えております。授業のみではなく、その他の諸活動や学生生活全般において不安なことがありましたら、クラス担任をはじめとした 学科教員や事務関係部署に遠慮なく相談していただき、学修に臨んでください。
なお、対応方針は、今後の感染状況や国・自治体の動向に応じて、適時に見直しを図りますとともに、速やかにお知らせしてまいりますので、今後の大学からの配信情報に注意してください。
1. 授業について
2021年4月19日・月曜日から5月7日・金曜日までの間、活動指針の「授業レベル2」を適用し、次のとおり行います。
各授業科目の授業形態や詳細については、別途お知らせします。
2. 授業以外の教育研究活動について
2021年4月19日・月曜日から5月7日・金曜日までの間、活動指針の「活動レベル2」を適用します。
主な対応方針は次のとおりです。
(1) 学外(臨地)実習
実習単位の個別対応とし、実習先との協議の上、実施方法を決定します。
(2) クラブ活動・学外における任意の課外活動
これまでどおり活動は継続できますが、活動の見直しを図るとともに、あらためて、感染防止対策の徹底を図ってください。学外におけるボランティア活動など、任意の課外活動は自粛してください。
(3) 神女大主催の催事(各種ガイダンス、講習会等を含む)
原則として対面による開催は中止とします。詳細は、関係部門に確認してください。
(4) キャンパス内への入構
面接授業の受講者及び登学を許可された学生のみ入構を認めます。
3. 学生生活に関する留意事項