2022.02.18 看護学科 中岡
看護学部1年生を対象とした「コミュニティ看護実習Ⅰ」は、高齢者の特徴を学び、高齢者の生活の場や活動を理解し、高齢者を支える看護を考えることを目的とした実習です。
2021年度も、COVID-19の感染状況を踏まえて、介護老人保健施設にお伺いして実習することはできませんでした。 そのためZoomを活用した遠隔実習という形態をとり、看護基礎教育向けに教材化されているDVDを用いたり、各実習施設のご協力を得て、オンライン上で臨床指導者様にご参加いただきご助言をいただくことで、 高齢者の方の生活や思いを理解できるプログラムを実施しました。臨床指導者様のご協力により、より現場に即した学びを得ることができました。 そして、オンライン上ではGoogleスライドなどを活用し、グループワークを多く取り入れ、ディスカッションと発表を通して学びを深めていきました。
学生達は、ディスカッションする力も養いながら、今回の実習目標を達成すると共に、自らの課題を見出したようです。遠隔実習という形態ではありましたが、 今回得た学びを2年生以降の実習で活かしてくれると思っています。