2022.01.13 看護学科 細川
2年生後期授業 成育看護技術演習Ⅰを行いました。成育看護技術演習は、母性分野と小児分野の技術演習です。2021年度は、新型コロナ感染症拡大下において、学内でも感染対策を実施して演習を行っています。
母性分野の演習では、妊娠期~産後・新生児期の女性と児へのケアに関する技術を学びます。妊婦健診等で妊婦の腹部を観察する技術、産褥期の女性の子宮復古の状態を確認する技術、授乳支援のための技術を実施しました。
また、新生児の健康状態の観察や育児に必要な沐浴などを実施しました。
小児分野の演習では、身体計測、バイタルサイン測定、清拭、点滴管理の技術を学びます。小児看護が対象とする年齢層は幅広いため4つのモデル人形(乳児期、幼児前期、幼児後期、学童期)を用いて、
実際の患者様を想定したロールプレイを行います。それぞれの発達段階に合わせた声かけや測定用具の選択・方法を工夫し、どの学生も母親役である教員を相手に緊張した面持ちで、子どもの様子を尋ね、
子どもと母親に説明を行いながら実施できました。学生たちは事前学習をもとに、小グループに分かれ、一つ一つの手技を丁寧に行うことができていました。どの学生も真摯に取り組んでおり、
演習での学びが、3年生4年生の実習で生かされることを楽しみにしています。
母性分野の演習風景
小児分野の演習風景