一次救命処置（BLS）の演習を実施

2021.6.23　看護学科　大口

2021年6月23日・水曜日に治療看護論の授業で、一次救命処置の演習を行いました。2020年は遠隔での実施でしたが、2021年は十分な感染対策を施した上、学内で演習を行いました。

いつもどおりの通学の場面で、もしも道に倒れている人がいたら…、もしもその場にあなたしかいなかったら…、どうすれば良いでしょうか。誰しもそのような場面に遭遇する可能性はあります。一刻も早い救命処置が求められる場面で、一次救命処置の基本的技術として、傷病者発生時の初期対応、胸骨圧迫、AEDの使用方法、止血法について講義と演習を通して学びました。

モデル人形とディスポーザブルの人工呼吸用携帯マスク、さらにAEDトレーニングキットを用いて、実際に胸骨圧迫や人工呼吸、AEDを使った一次救命処置を学生同士がチームとなり、実施しました。演習を通して、有効な胸骨圧迫のためには思った以上に強い力が必要なこと、一人で実施するのはかなり大変ということなど、一次救命処置の重要性や難しさを学ぶことができました。