2021.12.22 家政学科
コロナ禍を踏まえたキャンパスの在り方として、感染拡大防止と学習機会の確保・研究活動の継続を両立させることが求められています。
対面授業、オンライン授業、オンデマンド授業など授業形態が多様化したこと、レポート等の課題が増えたことで、神女大内での自習スペースの必要性は高まっています。
また、授業時間外にミーティングをする、友達とコミュニケーションをとるなどキャンパスは多様なコミュニティー形成を支える空間であり、休憩・休息をとる場でもあります。
そこで、2021年度の室内環境学験は学内の施設見学で得た知見をもとに、学生生活の充実を図るための施設・設備の改善案を作成しています。既存施設は限られているので、有効的・効果的に活用されているのか、
利用状況の観察・分析を行い課題の抽出を行います。
課題の解決方法は短期・中期・長期に分けて考え、自分たちの提案を図面で表現する班もあれば、社会実験的に一部導入をし、アンケート等で評価・分析を行う班もあります。
須磨キャンパスは緑に囲まれた外部空間がたくさんあるので、そのスペースを有効利用できるような提案も検討しています。
仮設スペースの使用状況やアンケート結果を見ながら試行錯誤を繰り返し、最終授業日にプレゼンテーションを行う予定です。