2022.02.07 社会福祉学科
毎年、相談援助実習・精神保健福祉援助実習・介護福祉実習の実習先の方をお招きし、実習について意見交換をさせていただく貴重な機会となっています。 2020年度に引き続き、2021年度もZoomでの開催となりました。ご参加予定だった複数の方が、新型コロナウィルス感染症等の業務対応により急遽ご欠席されるなど、現場の混乱を強く感じました。 そのような中で、20名の方にご参加いただきました。ご多忙の中、ご参加いただきました皆様にあらためて感謝を申し上げます。
全体会
小笠原 慶彰学科主任の挨拶から始まり、続いて社会福祉学科の実習教育の概要と2021年度の実習の実施状況を説明しました。 そして、各実習を履修した3名の学生から実習報告を行いました。実習で感じた葛藤や得た学びを報告した学生に対して、実習先の方から温かいコメントをいただきました。
第2部では3つの分科会に分かれて意見交換を行いました。
①相談援助(社会福祉)分科会
相談援助実習を受けていただいている多様な分野の施設・機関から16名の参加がありました。 社会福祉学科で2023年度からスタートする新カリキュラムに基づく実習のあり方について説明し、現場の先生方と意見交換を行いました。学生の学びにつながる実習教育を考えるうえでの貴重な意見を聞かせていただきました。
②精神保健福祉分科会
当初3名参加予定でしたが、病院内でのコロナ関連の会議が急遽入ったとのことで2名の参加となりました。 コロナ感染の影響を切実に感じたと同時に、2名も医療機関の方であったので生々しいコロナ禍の実情を伺いました。また新カリキュラムに関する意見交換などを行いました。
③介護福祉分科会
コロナ禍で急遽ご参加いただけなくなった方もおられましたが、訪問介護事業所と特別養護老人ホームの実習指導者の方が2名参加してくださいました。 コロナ禍での感染予防を含めた介護の現場の様子の共有や実習受け入れについての実情について伺いました。本学の教育にも協力体制を整えてくださっているとのことで、大変ありがたく感じました。