2021.11.27 社会福祉学科
2021年11月27日・土曜日、2021年度社会福祉研究交流会を開催しました。卒業生と在学生、教員が福祉の学びを深めるとともに交流を図ることを目的として毎年開催しています。 2021年度も新型コロナウイルス感染拡大により、Zoom開催のみとなりました。第1部で眞野准教授による講演、第2部で卒業生によるシンポジウムを行いました。
第1部の眞野准教授の講演は、「精神保健福祉とソーシャルワーカーの役割」をテーマに、これまで精神保健福祉士養成に携わる中で研究と教育を続けてこられたことについてお話いただきました。
第2部の卒業生シンポジウムでは、4名の卒業生から、在学中から卒業後の現在に至るまでの経験や福祉現場での実践について事例を交えながら報告があり、支援のキーワード、「協働と連携」「チームで支える」ということを在学生たちに
分かりやすく伝えてくれました。また、新型コロナウイルス感染症拡大防止策にいかに心を砕いているかという話を聞くこともできました。
質疑応答では、在学生から「支援をしていて心理的にも辛い部分があったりすると思うのですが、そのような場合はどのように対処されていますか?」
「就職に関しての質問なのですが私は今就職の分野に悩んでいます。みなさんはいつ頃この分野に進みたいということを決定しましたか?」等の質問が出ました。
在学生にとっては福祉の仕事を目指す上での大切な姿勢を再確認し、卒業生から学生生活・就職活動に関するアドバイスや、就職した後の社会人生活のイメージをつかむこともできた貴重な機会となりました。
2021年もZoom開催となりましたが、オンライン上でのイベントや研修への参加に慣れてきている方が増えていることにより、仕事や子育てで大学へ足を運ぶことが難しい卒業生にも参加してもらうことができ、 卒業生・在学生・退職教員・在職教員あわせて150名の参加となり、盛況のうちに終えることができました。第2部終了後には、卒業生・退職教員・在職教員がZoom上で交流する時間を持つことができました。 今後もネットワークを活用して、社会福祉学科と卒業生の交流を続けていくことができればと考えています。
最後になりましたが、お忙しい中、ご参加くださった卒業生のみなさん、退職された先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。