2021.11.12 地域連携推進事務室 家政学科
「地域安全マップづくり教室」は、兵庫区内の小学校を対象に、子どもたちが自分の住んでいるまちの防災や防犯について楽しく学び、安心・安全に暮らせるように、 兵庫区・小学校・神戸女子大学(家政学科 梶木典子教授及び梶木ゼミ所属の学生と都市デザイン演習履修学生等)が協力し、実施しています。2021年度は、夢野の丘小学校の5年生125名を対象に実施し、 40名の神女大の学生が参加しました。
2021年11月12日・金曜日の午前中、事前学習として地震・山津波(土石流)のメカニズムやコロナ禍での避難方法についてクイズ等を通して楽しく学び、その後校区内を、 安心・安全な場所、不安・危険な場所という視点からまち探検をしました。2021年度から導入されたタブレット端末を用いて写真を撮影や、地域の緊急避難場所を確認し、途中で発令されたミッションに挑戦しました。
午後からは、各教室で午前中に発見した「安心な場所」「不安な場所」などを地域安全マップにまとめ、その成果をクラス内で発表しました。子どもたちからは、 「地域のなかに安全な場所をいくつも見つけることができて良かったです」「いつも何気なく通っているところを安全かどうか考えながら歩くといろんな気づきがありました」など、感想を話してもらいました。
参加した学生からは、「普段、小学生と接することがないので不安でしたが、子ども達が直ぐに打ち解けてくれて一緒に活動でき、自分もとても勉強になりました」や、 「子ども達が発見することが、自分たちの世代とは異なり、子ども達の目線でまちづくりを考えることも大切だと感じました」などの感想が集まりました。
準備から当日の実施までご協力くださった、夢野の丘小学校の先生方、兵庫区役所の皆様、兵庫消防署の皆様、本当にありがとうございました。