2020.11.19 国際交流推進部
2020年11月19日・木曜日、世界でも数少ない日本研究のアメリカ人民俗学者 カリフォルニア大学デービス校のマイケル・ディラン・フォスター氏による特別講義「日本の妖怪~アメリカの研究者の視点~」が開催されました。
この講義は文学部史学科 川森 博司教授や国際教養学科の野口 和美教授がフォスター氏と以前から交流があったことから実現し、神戸女子大学古典芸能研究センターの協力のもと、神女大・神女短大国際交流推進部主催で行いました。
史学科生43名は、川森教授の民俗学授業の中で須磨キャンパスF館にて受講しました。カリフォルニア大学デービス校や神女大協定校の英国ケント大学の学生、神女大の国際教養学科や英語英米文学科の学生などがウェビナーを利用して118名が参加し、 合計161名もの学生及び教員が受講しました。
講義の冒頭で学長 栗原 伸公教授が挨拶した後、フォスター氏からは新型コロナウィルス感染拡大の中話題となった妖怪「アマビエ」の背景や歴史を含む「日本の妖怪」という題目で様々な視点から妖怪についてご自身で日英両言語を使用しお話いただきました。
更にフォスター氏が日本の妖怪に研究として興味を持たれた経緯もお話しされ、学生たちは興味深く受講していました。その後、フォスター氏から今後も神女大とこのような交流を行いたいというお話しがありました。
また、講義後に学生間のオンライン交流会も行われ、日本語と英語を交え参加学生たちが講義の内容や日本の妖怪やアニメのことなどについて、1時間近く交流しました。
コロナ禍だからこその有意義な国際協働オンライン講義に、参加学生はとても満足していたようです。