2021.03.17 看護学科 牛越
成育看護実習Ⅰは、1年生後期に行われる実習です。学生は、こども園、保育園、幼稚園に分かれて、1週間の実習を行います。この実習の目的は、健康な乳幼児と関わることで、 地域で生活する健康な乳幼児とその家族への支援を考えることです。2020年度は、COVID-19 の感染予防に努めながら、それぞれの施設で半日の実習を行いました。
学生たちは、乳幼児と保育者とのコミュニケーション場面や様々な活動の場面を見学することで、成長を促す関わり方について学んでいました。また、乳幼児にとって、遊びは身体的発育を促すだけでなく、 社会性の獲得や情緒の安定につながる重要な要素であると理解できました。
最終日には、学内でグループワークを行い、乳幼児にとっての健康とは何か意見交換をして、その健康を支えるために家族を含めた支援について考えを深めていました。
短い時間ではありましたが、臨地実習でしか学べないことを実感しつつ、有意義な学びにつながったようです。