2020.12.08 看護学科 洪
講義で基礎知識を学び、演習では細菌や寄生虫などといった病原体を使った演習を実施。演習初回は、毎年恒例のサバを使ってアニサキス幼虫の回収と生死の確認・培養を実施し、元気なアニサキスをたくさん発見しました。
またコロナ禍で、一般にも広く浸透した手指衛生ですが、手指に付着している菌が、手洗い前と手洗い後にどのように変化するかを寒天培地で一晩培養し、観察しました。専門職の手指衛生の技をマスターした学生は、前後の結果に安堵し、さらにアルコール含有手指消毒剤の効果に納得しました。
リゾチームによる抗菌効果の判定では、納豆菌VS体液中のリゾチーム、汗や涙を採取するのに、グラウンドを走ったり、泣いたりしました。走って流した汗よりも、気持ちを集中して流した涙中のリゾチームが形成した阻止円がくっきりと確認できました。
学生は感染対策の重要性と関心を高くしました。