2020.10.30 看護学科 丸山
2020年9月から10月末日にかけて看護学科4年生の教職課程の学生22名が、養護実習に行きました。
2020年度はCOVID-19の流行に伴い、一部の学校で3週間の実習受け入れ期間が2週間に短縮されましたが、実習以外に学校現場でのボランティア参加を実習に置き換えることができる文部科学省の特例措置により、 ボランティアの受け入れをしていただき、全員が3週間分の実習を無事に終えることができました。
実習では、保健室に来室する子ども達への対応をはじめ、交流クラスでの子ども達とのふれあい、授業見学や、保健だより・壁面掲示物の作成など、大学の授業だけでは経験できない様々な経験をし、学びを深めることができました。
多くの学生が保健の授業や保健指導など子どもたちの前で実際に指導する機会を与えていただき、緊張しながらも充実した経験となっています。実習前は緊張し不安でいっぱいの様子の学生たちでしたが、元気で人懐っこい子ども達とふれあううちに次第に緊張もほぐれ、 学校現場での実習を楽しんでいました。
毎年のことですが、ほとんどの学生が「養護実習に行ったら、前よりも養護教諭になりたいという気持ちが強くなった」と実習記録に感想を残しています。神女大の教職課程の学生は、「卒業後はまず看護師として経験を積んだ後に学校現場で働きたい」と考える人が多いのですが、 楽しかった養護実習の思い出を胸に、少しでも多くの人が養護教諭として学校現場に戻ってくれることを願っています。