2020.05.28 看護学科 野口
2020年5月26日・火曜日、5月27日・水曜日、5月28日・木曜日の3日間、ウェブ会議システムのZoomを使用して、「第10回 国際ランチタイム報告会」を開催しました。国際ランチタイム報告会は、学内で気軽に異文化へ触れる機会を作り、 学生が国際的視野をもつことを目的に、看護学部の国際交流推進委員会が企画・主催しています。
第10回の報告会は3日間連続で行いました。1日目は、AMDA神女クラブに所属する看護学部の学生が、東日本大震災の被災地への訪問について発表をしました。2日目は、看護学部の田村 康子准教授から、ラマダン(断食)時期のモロッコの様子の発表がありました。 3日目は、同じく看護学部の大谷 利恵講師から、英国で急速に発展している、精神障がいを持つ人たちのリカバリーを促進する新しい教育的アプローチ リカバリーカレッジ についての報告がありました。
AMDA神女クラブは国際保健に関心のある学生たちの同好会で、グローバルな視点で活動しています。活動のひとつである被災地訪問では、活動地域こそ国内ですが、災害を体験した方の体験を知り、その方たちの視点から復興を考えることを通して、 国際グローバル社会に求められる自分とは異なる文化や体験をもつ人を理解する力を身につけています。「act locally, think globally」の実践的活動として、国際ランチタイム報告会で発表をしました。
今回は、Web授業で使用しているZoomを用いたことで、看護学部の学生や教職員だけでなく、他学部の学生や教職員の参加もありました。学生や教員からも質問があり、震災後の福島の現状や、それぞれの国の文化や医療制度の違いについて知ることができました。
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