2020.11.13 日本語日本文学科 橋本
日本語日本文学科では毎年秋に、国語の教員を目指す3年生の学生が模擬授業を行う会を開催しています。私たちはこの会を「教職研鑽会」と呼び、教員養成の正規の授業に加えて、学生相互の鍛錬の場として取り組んでいます。
2020年度は新型コロナウイルスの影響も心配されましたが、感染予防対策をしながら、11月13日・金曜日に実施することができました。中学校および高等学校の国語教諭を目指す13人が参加し、その教材で何をどう教えるか、 どう問いかければ理解が深まるかなど、試行錯誤の末の授業を展開しました。
模擬授業のあとには、参加した学生と大学教員から厳しい質問やアドバイス、多様なコメントが投げかけられました。学ぶ仲間からのあたたかい言葉もあれば、教員からの鋭い指摘もあります。
教職研鑽会を通じて、学生たちは現在の自分の課題を確認し、教育実習本番までに少しでも課題を克服できるよう、一層励んでくれることでしょう。