2020.11.15 家政学科
家政学科の梶木ゼミでは、神戸市立森林植物園の多目的ひろば「ぼうけんの丘」において、2020年10月4日・日曜日、10月11日・日曜日、10月24日・土曜日、10月31日・土曜日、11月15日・日曜日の合計5回にわたり、子ども向けの遊びワークショップを開催しました。
遊びワークショップは、2019年度の4年生の研究テーマを発展させ、2020年度のゼミ生たちが公益財団法人 神戸市公園緑化協会の「緑の普及・啓発に寄与する調査・研究支援」に応募し、採択されて実施したものです。
研究計画策定時には、新型コロナウィルスにより対面でのゼミができず、オンラインで議論を重ねてきました。2020年7月には、ようやく現地での視察も実現し、森林植物園の方と現地の様子を見ながら打ち合わせをすることも可能となりました。
ワークショップは秋の気候が良い時期に行いました。森林植物園で入手できる素材や道具を用意し、異なる遊び内容・環境のワークショップを複数回実施することにより、研究データを蓄積しました。
5日間の実施内容は、以下のとおりです。
今回実施した森林植物園の特徴をいかした遊びワークショップは、普段、家ではできないような遊び内容であったため、保護者の方々からは大変歓迎されました。特に、素材や道具、広い空間があることにより、非日常な遊び体験ができること、遊具がなくても遊べることが評価されました。
複数回開催したことにより、学生たちも遊び場づくりの環境整備において、大切にすべきことを学びました。また、4年生だけではなく、3年生、2年生も参加することにより、異学年での関係性を深めることもできました。