社会福祉学科1年生が
「赤ちゃん先生」に参加
2020.10.29 社会福祉学科
2020年10月22日・木曜日と10月29日・木曜日に、社会福祉学科の1年生が「ママの働き方応援隊」による「赤ちゃん先生」に参加しました。各回、6組の親子が「ママディレクター & 赤ちゃん先生」として大学に来てくれました。
学生たちは6つのグループに分かれて、ママディレクターから仕事・結婚・妊娠・出産・育児に纏わる経験についてお話を聞きました。赤ちゃんとの交流では、例年は抱っこやお着替えをさせてもらうのですが、コロナ禍のため赤ちゃんに触れない交流に切り替えました。
室内ではアクリル板越しに手遊びや絵本の読み聞かせを行い、屋外ではベビーカーを押す体験をしました。初めは緊張して表情の硬かった学生たちも、ママディレクターの優しい語りと赤ちゃんの笑顔によって穏やかな表情に変わっていきました。
そして、積極的にママディレクターに質問し、赤ちゃんに微笑みかけていました。
ママディレクターのお話を聞き、目の前で親子の関りを観察し、実際に赤ちゃんと交流するという体験を通して、結婚・出産・育児を視野に入れたキャリアデザインを学ぶ貴重な機会となりました。
ママディレクター&赤ちゃん先生、そして実施方法を検討いただいたインストラクターの皆さん、ありがとうございました。
【学生の感想】
- お母さんの「子どもが生まれてからのほうが元気になった」というお話を聞いて、これまで大変だと思っていた子育てのイメージが変わりました。周りを元気に、そして幸せにする赤ちゃんの存在は偉大だと思いました。
- 笑顔だった赤ちゃんの機嫌が悪くなり、ぐずり出したときはどうしたらいいのだろうと焦ってしまいました。電車の中やスーパーなどで機嫌が悪くなるとお母さんも不安でいっぱいになると思いました。
そういときに温かい目で見守ったり、声をかけたりできるようになりたいです。
- ベビーカーは思っているより重く、さらにおむつなど必需品を入れたバックを持って一人で人込みを歩くのは大変だと身をもって学びました。駅や町中でベビーカーを押している方にお手伝いできることがあれば、
勇気を出して声を掛けようと思いました。
- 笑顔で目を見て話しかけるように意識すると、赤ちゃんの笑顔も増えたような気がしました。赤ちゃんは相手の表情や雰囲気に敏感で、赤ちゃん自らも表情やしぐさでそのときの気持ちを表現してくれました。
言葉を交わさなくてもとても楽しい充実した時間を過ごせました。
- ママディレクターから出産や子育てのお話
- 学生による絵本の読み聞かせ
- 赤ちゃんが好きな手遊びをみんなで
- まずはベビーカーの操作について
- ベビーカーで段差があったとき
- 最後に今日の感想を共有