神戸女子大学

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2020年教員採用試験 神戸市
家庭科教員三枠制覇

2020.11.12 教職支援センター

2020年夏受験教員採用試験は、全体的に倍率が高く難関となりました。神戸市教員採用試験に関しても、全校種実質倍率が7.5倍と全国でもトップクラスの難しさです。そんな中、神戸市家庭科教員最終合格4人のうち3人が現役神女大生と既卒神女大生、 という素晴らしい結果を出す事が出来ました。

2020年11月12日・木曜日、この難関を見事突破し、現役で神戸市家庭科教員に合格した、シールを集める事が趣味のNМさんに合格までの道のりをインタビューしました。

Q. なぜ家庭科教員になろうと思ったのですか ?

最初は特に、「家庭科の先生」とは考えていませんでした。
家庭科の中でも特に家(住居)が好きで、高校から得意だったという事もあり、家庭科を勉強できる神女大に来ました。親は私がする事に対して何でも応援をしてくれるのですが、資格だけは何かとっておきなさい、とだけ言われていたので教職も「まぁ、取っとこうかな~」くらいの感覚です。 でも、周りの友達に教員を目指す子が多かった事、いざ就職と考えた時、「住居」「家」とかだけでは幅が広すぎて何を選択して良いのかわからなかった事、また、あれだけ「模擬授業」の練習をしておいて先生にならない訳にはいかないだろうと思ったこと、 そして何より「教える事」が好きだと気づいたので先生です。

Q. 実際の採用試験はどうでしたか ?

実技試験は時間内に終わらないし、集団討論では自分だけ現役大学生だし、絶対合格はしないだろうと本気で思っていました。

Q. では、どこが評価されて合格したと思いますか ?

4年間、大学の授業をちゃんと受けて、成績も良かったですし、やっぱり1年生からひとつずつ積み上げて努力してきたからですかね。面接も挙手で発言をと言われて、誰も挙げない中手を挙げて発言したり、そんな所でしょうか。

Q. 合格と分かった時、どんな気持ちでしたか ?

採用人数も少ないし、受かっていると思っていなかったので、駅のホームで見て「あっ、この番号、私かなぁ」と写真を撮っていた受験番号を確認したり。「何で受かったんだろう」と家族も。でも嬉しかったです。

Q.教員採用試験期間も含め、神女大での4年間はどうでしたか ?

私立大学は普通、付属の高校とかがあるけれど神女大には幼稚園しかなくて、同級生皆、全員が初めまして、という皆が同じスタートラインだったので友達も作りやすくてそこがとても良かったです。

教員採用試験は自己PRを考えるのが本当にしんどくて、「自分」とは、「自分の良い所」とは、と考えても考えてもわからなかったです。だから、「私の良い所はどこ」って周りにずっと聞いていました。でも、一緒に頑張る仲間がいて、皆が優しくて、 お互いを高めあえた所が神女大で一番良かった事です。この4年間で凄く視野が広がったと思います。世の中には様々な人がいて、それぞれ考えている事が違う事が大学生活やアルバイトを通じてしみじみとわかりました。

Q. 最後に、どのような先生になりたいか教えて下さい。

生徒と視線を合わせて話をする先生になりたいです。上からではなくて、同じ目線で、否定ではなく肯定から話ができ、何かあった時に話に来られる先生を目指します。

自分の考えをしっかり持ったNМさんのインタビューはとても楽しかったです。これからも神女大須磨教職支援センターは、先生を目指す学生を全力で応援していきます。

  • インタビューの様子1
  • インタビューの様子2

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