2020.04.09 教職支援センター
2019年度合格者教員採用試験 私の合格Story ①に引き続き、教員採用試験に合格した皆さんに、試験を振り返ってもらうインタビュー 教員採用試験私の合格Story ②をお送りします。
第二回目は、4月から社会人、教員1年生として、私立学校で働き始める学生にインタビューしました。
Q. どうして教員になろうと思ったのですか ?
特に理由はないけれど、ずっと続けていた剣道で小さい子と関わることが多くて、子どもと関わる仕事がしたいとは思っていました。又、大学も「近いから」と言う理由で選んだので、何事もあまりはっきりとした動機は持っていません。
Q. 理由が明確でないまま入学した神女、4年間の学生生活はどうでしたか。 ?
他県から来た友達が出来たり、バイトで塾講師を始めたりすると、大学生活が楽しく思ったり、何か教える事が面白くなってきて、勉強が、学校が嫌いだった私だからこそ、先生になって子ども達にそう思わせないでおこう、という「目標」ができました。
Q. 教員採用試験対策を教えて下さい
結構直前まで一般企業就活もしていたので対策を始めるのは遅かったです。でも、ゼミの先生もそんなに厳しくなく、自分のやりたい事を応援してくれたり、同じゼミの友達が一緒に勉強をしてくれたので、勉強嫌いな自分でも友達にペースを作ってもらって勉強をする事ができました。
高知県と兵庫県を併願して、第1志望の兵庫県は1次で不合格でした。面接時、内容を気にするあまり話せずダメだとは思っていました。でも、いくら人物重視と言っても、「とはいっても筆記だろう」と思っていた私は、1次不合格が分かった時は、ショックよりも、「やっぱり落ちるんだ」「なめてたなぁ」とつくづく思いました。
Q. 兵庫県の結果が出た後、どんな就職活動をしましたか ?
民間内定を6社頂いていたし、家の近くで働きたかったので、最初は民間に行こうと思っていました。でも、4年間勉強をしてきた事を思うと、やっぱり「先生」と思うようになり、私立学校に挑戦する事にしました。
調べてみると、受験校が自分の興味のある事を行事として取り入れていたり、校風もよさそうだし、何より今から受験できるので、と言う理由で受験しました。
Q. どんな先生になりたいですか。又どんな女性になりたいですか ?
「ほんとに勉強嫌い」「学校も好きじゃない」と自分で思っていたからこそ、そう思わせない学校を作りたい。「学校行ったら先生がいる」と思われる先生を私立学校で実現させたいと思います。
これまで知らなかった世界に行く事に不安はあるけれど、「私はこう思う」という意見を持てる、軸のぶれない大人の女性になりたいと思います。
Q. 後輩にひとこと
「心は絶対折れるし、勉強もずっとはできないよ」
勉強勉強で絶対ストレスは溜まってきます。遊びたいと思いながら勉強しても進まないから、メリハリをつける事が大事。土曜日遊んだら日曜日は勉強とか。図書館や駅前のカフェで環境変えて勉強するとか、先生とおしゃべりしたら勉強するとかね。それと目標を忘れない事。 あとは集団討論は絶対に何度も練習するべき。形は違っても頑張ったら目標は必ずかなうよ。
関連リンク