2019.10.31 養護教諭養成 丸山
看護学科4年生の教職課程の学生が養護実習に行きました。2019年度の養護実習履修者は24名で、2019年9月から10月末日の間に母校または教育委員会指定の実習校で3週間の実習を行いました。実習校種の内訳は小学校17名、中学校4名、高等学校3名でした。
看護実習では、1つの病棟に数人のグループで実習に行きますが、養護実習の場合は、ほとんど1人で実習に行きます。そのため、実習前は緊張し不安でいっぱいの様子の学生たちでしたが、いざ実習校に行って見ると、元気な子ども達と触れ合ううちに次第に緊張もほぐれ、実習終盤ではすっかり打ち解けて実習校の教員と同じように学校業務に取り組んでいました。
3週間の実習では、保健室に来室する子ども達への対応をはじめとする養護教諭の業務を体験すると同時に、交流クラスでの子ども達とのふれあい、授業見学や、保健だより・壁面掲示物の作成、保健指導など、大学の授業だけでは経験できない様々な経験をし、学びを深めることができました。
実習後の面談では、ほとんどの学生が開口一番、「楽しかった」と口にし、すでに看護師として就職が決まっている学生の多くが「養護実習に行ってみて、いつかは養護教諭になりたい気持ちが高まった」との思いを伝えていました。