2019.11.23 日本語日本文学科 橋本
2019年11月23日・土曜日の午後、日本語日本文学科の恒例行事「文学散歩」として、樹下 文隆教授の解説を聞きながら神戸市中央区の文学史蹟をめぐりました。
まずは新神戸駅の裏手の山道を登り、布引の滝へ。雌滝、鼓ヶ滝、夫婦滝、雄滝を、36もの歌碑をたどりながらゆっくりと見て回りました。古来多くの歌人たちを引きつけてきた名勝を、滝の爽やかな水音を聴きながら体感できました。
神戸北野天満神社や神戸北野異人館を思い思いに見学したあとは、謡曲「箙」(えびら)にゆかりのある生田神社へ行きました。今もセンタープラザ地下のある店ではこの「箙」に由来する「えびら飴」が売られており、三宮界隈に今も深く結びついていることがわかります。11月にしてはずいぶん暖かな日で、汗ばみながらの散歩となりましたが楽しく過ごしました。