2020.02.08 史学科 川森
2020年2月8日・土曜日 14時から、須磨キャンパスM館2階 M207大講義室で、今井 修平教授の最終講義「私の江戸時代史研究」を開催しました。今井教授は、1979年から実に41年間、神女大の教育・研究に携わられ、数多くの卒業生・大学院修了生を育てられました。
この日は、今井教授の着任間もない頃の卒業生をはじめ、在学生・教職員など180人余の聴衆を前に、史学科草創期に始まる神女大でのご自身の出来事を振り返られた後、学生・大学院生から取り組まれた研究の歩みをお話しいただきました。 そこでは研究の視座の移り変わりだけでなく、その活動を通して育まれた交流や出会いとともに、大学の教育研究活動を牽引されるために尽くされた一面も述べられました。史学科が毎年夏季休暇期間に実施している研修旅行も、今井教授の発案で始められたとのことです。 お話の最後には、著書の刊行に向けた取組みをはじめ、将来への意気込みにも触れられました。
最終講義終了後、教え子が代表して花束を手渡されたのち、参加された方々全員と記念写真を撮影し、ご壮健と一層のご活躍を祈念して会を閉じました。研究室に戻られた後も、卒業生との歓談の時間が尽きなかったとお聞きしています。