2019.11.13 英語英米文学科
2019年3月に文学部英語英米文学科を卒業し、エアライン業界で活躍中の卒業生が、「エアラインで働き始めた私たちからのアドバイス:笑顔と共感、そして友情 ~神女での日々を大切に」という演題で、現在の仕事の内容、エアライン業界に就職するために学生時代に努力したことなどを中心に講演を行いました。英語英米文学科を中心にエアライン業界に関心のある学生と教職員約150名が出席して、先輩の貴重な体験談に耳を傾けました。
株式会社スターフライヤー 客室乗務員として活躍中の星田 佳乃氏は新人研修のトレーニングの内容、現在は「慣熟フライト期間」として実務経験を積みながら日々研鑽を重ねていること、キャビンアテンダントは保安要員でもありフライトの安全を確保することが何よりも重要で、常に危機に備えていることなどを語りました。
ANAエアポートサービス株式会社 グランドスタッフ 細川 舞依氏もトレーニングや仕事内容について詳細に説明をしました。カウンターとゲートの業務で、毎日多くの利用客と接することから、英語力、異文化理解の必要性、コミュニケーション能力の重要性、マナーを大切にすることが仕事の特徴であると述べました。
後半は、エアライン業界に就職が内定している4年生2名が加わり、ディスカッションが行われました。4年生の学生からはこれから飛び込む業界のより具体的な仕事内容や同世代ならではの聞いておきたい質問も出され、後輩の学生たちは興味深く先輩たちの対話を聞いていました。
星田氏と細川氏は学生時代の友人で、ともにエアライン業界を目指し励ましあって勉強を続けていたということです。クラブ活動を続け、ハワイ大学にも留学経験がある二人の先輩は、「勉強と同時に様々なことに興味を持ち体験をしたことがエアライン業界の仕事に役立ちます」と後輩にアドバイスを送り、充実した学生生活を送るように励ましてくれました。