2019.10.13 教育学科
「やさしい心をもち、主体的に行動する子ども」を育てることを教育目標に掲げる神戸女子大学附属高倉台幼稚園では、その成果を保護者に発表する場として、園児の発達に応じ、家族も参加できる運動会を開催しています。
未来を担う子どもたちがさまざまなことに挑戦しやりぬく力を身につけることを目的として、2019年10月13日・日曜日に第47回「うんどうかい」を開催しました。当日は風があり少し肌寒い日となりましたが待ちに待った運動会ということで、園児152名と2歳から3歳の未就園児「にこにこクラブ」の約50名が、元気いっぱいの姿を見せました。
年少児は、自分で作ったベルトをして走る「最強 !最高 !SUPERSTARS☆」と障害物を乗り越えてお買い物をする「りりいちゃん・ちこちゃん おつかいがんばってー !」、年中児は心をひとつにしてパラバルーンを扱う「大きな花を咲かせよう !」と全力で走る「虹にむかって はしれ ! ゴーゴーゴー !!」、年長児は作戦を考えてクラスで対抗する「ねらえ しっぽ !」、足にまめをつくりながら練習した「チャレンジ☆竹馬」、全員が全速力でバトンを持って走る「かけぬけろ !年長組」で成長した姿を見せました。「にこにこクラブ」の子どもたちも楽しみ無理なくできる種目や保護者もチーム対抗の競技に参加し家族みんなで楽しみ絆も深まる運動会となりました。
また、文学部教育学科4年生の幼児教育コースを履修している学生は、教育実習の一環として運動会の準備、当日の運営スタッフとして参加しました。教育実習は2019年4月から神戸女子大学附属高倉台幼稚園で始まっており、園児の成長して行く過程を見守りながら実践的に幼児教育を学んでいます。卒業後は幼稚園・保育園・認定子ども園で活躍するために行事の計画・準備段階から関われたことは、貴重な体験となりました。