2019.9.26 家政学科 砂本
2019年10月25日・金曜日、近代の空間編成を考える研究会・公開研究会「近現代神戸の空間編成を捉えなおす」を下記要項にて開催いたします。
都市空間の歴史において、その近代化の過程を捉えようとするとき、新しい空間の発生でもなく変容でもない事態が進んでいく状況を考える必要がある。それは、近代化以前の空間の再編であったり、編集であったりするのだが、それをこの研究会では近代の空間編成と捉えることとする。その空間編成史を分析するにあたり、一元的ではなく多様なヘゲモニー争いにより空間が再構築されていくという点できわめて興味深く、また近年に優れた研究成果も生まれつつある、近代・戦後の神戸を取り上げて、その空間編成を考える研究会を開催する。
「神戸/産業化/農地転用-三菱、鐘紡と新田地主による産業勃興期の都市基盤編成」
中江 研 神戸大学大学院准教授
「中江発表に対する討論」
中嶋 節子 京都大学大学院教授
「神戸/戦後/闇市・接収―復興と占領が導く中心市街地の編成」
村上 しほり 大阪市立大学客員研究員
「村上発表に対する討論」
中川 理 京都工芸繊維大学教授
コーディネーターと総括
石田 潤一郎 京都工芸繊維大学名誉教授
砂本 文彦 神戸女子大学教授
2019年10月25日・金曜日、13時~17時
神戸女子大学三宮キャンパス教育センター 123教室
(JR三ノ宮駅下車徒歩15分)
近代の空間編成を考える研究会
学校法人 行吉学園 神戸女子大学
本公開研究会は学校法人 行吉学園・神戸女子大学・教育・研究助成費の助成を得て行う。
30名
無料
メール本文に氏名と参加人数をご記入の上、下記のメールアドレスに送信してください。
E-mail:f-sunamoto@yg.kobe-wu.ac.jp
※申込時にご提供していただく個人情報は、法令に従って安全かつ適切に取り扱い、本講習会に関わる目的にのみ利用いたします。