2019.11.30 社会福祉学科
2019年11月30日・土曜日に2019年度 社会福祉研究交流会を開催しました。卒業生と在学生、教員が福祉の学びを深めるとともに交流を図ることを目的として毎年開催しています。2019年度は「ミクロ、メゾ、マクロ領域におけるソーシャルワーク実践」をテーマとして、第1部では卒業生6名を招いてシンポジウムを行い、第2部では各分野に分かれて卒業生と在学生の交流を行いました。
第1部のシンポジウムでは、それぞれの卒業生から、在学中から卒業後の現在に至るまでの経験に基づいた話と、ミクロ、メゾ、マクロ領域における実践について事例を交えながら報告していただきました。経験に基づいた具体的な報告は、在学生にとって授業で得た知識をより深く理解する機会となりました。また、大学卒業後の将来の自分の姿を思い描く時間にもなり、その思い描いた自分になるために今の大学生活をどのように過ごしたらよいのかを、卒業生のアドバイスに耳を傾けながら気持ちを新たにしたようです。
第2部の卒業生・在学生交流では、各分野に分かれて在学生から卒業生に聞きたいことを質問して交流を深めました。在学生からは資格取得に関することや、実習の心構え、就職先の決め方など質問が尽きず、第2部終了後にも卒業生のもとに在学生が集まり、アドバイスを求める姿が見られました。
卒業生にとっては在学生と話すことで今の自分を振り返り、仕事や生活のあり方を整理する機会となり、在学生にとっては同じ学科を卒業した先輩の姿を見て、自分の進む道を考える充実した時間となりました。