2019.11.18 社会福祉学科 植戸
2019年度も、社会福祉学科の卒業生・笠本 明里氏に「障害者とスポーツ」の授業で外部講師としてご講義を頂きました。
笠本氏は幼い頃から水泳を続けておられましたが、大学在学中に障がい者スポーツに出合ってから、本格的なトレーニングに取り組むようになったそうです。そして、2008年には北京パラリンピック、2016年にはリオデジャネイロパラリンピックにも日本代表選手として出場し、日本国内外の他の大会でもメダルを獲得するなど、大変活躍して来られました。
講義では、スライドを交えながら様々なエピソードを紹介して下さり、水泳を通して多くの人たちと出会い、世界が広がったことなどを話して下さいました。また、障がい者水泳競技で用いる「タップ棒」や「ブラックゴーグル」なども持ってきて下さり、使い方などを教えて下さいました。
障がい者スポーツを実際にやってこられた先輩からいろいろな体験談を伺うことができ、障がいのある人がスポーツに取り組む意義を教わるとともに、「自分のやりたいことにチャレンジして道を切り拓く」ことの素晴らしさを学ぶことができました。
お忙しい中、神女大の学生のために貴重なお話を頂いた笠本氏に、心より感謝申し上げます。