神戸女子大学

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看護学科と社会福祉学科の協働事業「子育てコラボサロンどーなつ」活動開始

2019.9.28 社会福祉学科

この度、看護学部看護学科と健康福祉学部社会福祉学科の教員が、地域における子育て支援の拠点となることを目指して「子育てコラボサロンどーなつ」を開設しました。小児看護学が専門で、看護師・助産師でもある看護学科の内 正子教授が代表となり、子育て支援に関わる専門領域の教員がそれぞれの分野に重点を置いた子育て講座を開講するとともに、子育て中のご家庭の悩みや不安を気軽に話し合う場を提供していきます。

2019年9月28日・土曜日に第1回「子育てコラボサロンどーなつ」の活動として、社会福祉学科の下司 実奈准教授が講師を務め、講座「気になる子どもたちの発達とサポート」を開催しました。初回のみ、保育所・幼稚園・認定こども園で乳幼児に関わる保育士、教諭を対象としたもので、第2回からは子育て中のご家庭を対象とした講座を2020年3月までに計6回開講します。第1回は11名の保育士、教諭の方が参加されました。

下司准教授は、気になる子どもの行動パターンについて解説し、その行動には必ず意味があることを理解すること、困った問題を解決するためにはその行動がおきる前後の状況を分析すること、その状況を変える工夫をすること、が問題を解決する方法につながるなど、下司准教授自身の豊富な経験や研究の成果から具体的な例を上げながら講義しました。

最後に設けられた質問の時間には、現場で気になる子どもの保育にあたっている参加者から、次々と熱心な質問や相談がなされ、下司准教授は丁寧に回答をしました。

参加された方は、講義内容に加え、他の保育所・認定子ども園・幼稚園の気になる子どもの対応の事例や解決方法も共有でき、早速、保育に役立てていくことができると喜んで会場を後にされました。

  • 子育てコラボサロンの様子1「子育てコラボサロンどーなつ」代表の内 正子教授の挨拶で始まりました
  • 子育てコラボサロンの様2下司 実奈准教授の講演の様子。参加者はメモを取りながら熱心に聴講されました
  • 子育てコラボサロンの様3「子育てコラボサロンどーなつ」の教員です

【参加者の感想】

  • とても分かりやすい内容でした。仕事で子どもたちの行動を理解して、子どもに合った言葉かけや援助をしていきたいと思います。
  • 事例があってわかりやすかったです。
  • 発達がゆっくりなお子さまへの支援について分かりやすく教えて頂き大変参考になりました。
  • 支援の必要な子どもについて、視覚支援など一般的な支援の方法は理解していましたが、具体的に事例を話して頂いたので、疑問に思っていたことがつながっていき理解が深まりました。
  • 日々の保育を振り返るいい機会でした。
  • 子どもの行動をよく観察し、状況によって声掛けを考えるようにと思いました。

次回開催

第2回子育てコラボサロンどーなつ
日時:10月26日・土曜日 10時~12時
演題:「子どもとほっこりコミュニケーション」
講師:健康福祉学部 社会福祉学科 曽田 里美

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