2019.8.24 社会福祉学科 下司
兵庫県から委託を受けて公益社団法人兵庫県聴覚障害者協会が主催する「手話でお話しよう ひよこ」が2019年7月21日・日曜日からポートアイランドキャンパスで始まり、2019年8月24日・土曜日は2回目の会でした。
「ひよこ」は「聴こえない・聴こえにくい未就学児とその家族」の方々を対象に、成人聴覚障がい者が中心となり、手話で楽しくコミュニケーションしようという場です。2019年8月24日・土曜日は子どもたち8名と保護者の方8名が参加して下さいました。最初に子どもたちのファーストネームを指文字で表現し、指文字ネームカードを手作りしました。次に好きな色を手話で教わりながら、用意したペットボトルに様々な色の絵の具を入れていき、色水ボトルを作って、ボウリング遊びをしました。ボウリングを堪能した後は社会福祉学科の学生が「パンダうさぎコアラ」の手遊びを手話バージョンで子どもたちと一緒に歌い、「ぞうくんのさんぽ」を聴覚障がい者の先生に表情豊かに読んでいただきました。子どもプログラムの後は、保護者プログラムで、「今日の手話復習講座」「私と手話ミニ講演」「質問コーナー」と盛り沢山の内容でした。
2020年3月まで全8回のプログラムです。子どもたちと家族の方々が楽しく学べるよう多くの大人たちが協働してサポートしている様子を見て、学生たちも、大変学ぶことの多い貴重な経験をさせて頂いています。