2019.2.25 学園広報
人命救助を行ったことにより神女大教職員及び神女大関係者に、2019年2月25日・月曜日、神戸市消防局水上消防署から感謝状が贈呈されました。
2018年11月、神女大・神女短大ポートアイランドキャンパスにおいて外部委託業者社員の救急救命対応を行ったことによるものです。
感謝状が贈呈されたのは、看護学部宇賀 昭二教授、元木 絵美講師、小川 惠子保健室長、保健室非常勤職員草野 めぐみ看護師と当日、愛知県岡崎市保健所から神女大に来学されていた佐藤 千歳氏の5名です。贈呈式に草野看護師は欠席でした。
自動体外式除細動器であるAEDはポートアイランドキャンパスに7台設置されています。神女大ではAEDを使用し人命救助に至ったことは初めてでした。看護学部教員と保健室保健師が、消防署救急救命士の駆けつける前に迅速で的確な対応を行ったことにより、人命救助につながる活動ができました。
2018年11月の救急救命対応時は、お昼休みの時間帯に学生食堂で救急事態が発生したため、神女大の教職員が駆けつける事ができるタイミングでした。しかし、いつ何時自分の身の回りで同様の救急事態が発生するかはわかりません。救急救命は、その場に居合わせた人たちが力を合わせなければ一人ではできません。現在は救命率の向上のため、AEDの使用が一般市民に認められています。普段からAEDの設置場所や使用方法、胸骨圧迫の正しい方法を知っておくことはもちろん、積極的な救命活動を行う意識を誰もが持たなければならないと改めて認識する機会となりました。