2018.9.10 学園広報
神戸女子大学附属高倉台幼稚園は園児対象のパン教室を毎年開いています。
2018年9月7日・金曜日、11日・火曜日に、年長組の園児66名が2日に分かれ、神戸女子大学須磨キャンパスのパン加工室に出かけパン作りを行いました。
須磨キャンパスの学園直営のベーカリーカフェ マーベル「marberg」の技術職員が主になってパン生地を準備し、パン研究会の学生がパン生地を園児ひとり分に分ける作業などを手伝いました。
パン教室で園児一人ひとりに350グラムのパン生地が配られると、指でパン生地の感触を確かめ「柔らかい」「ふわふわ」とつぶやきながら早速パン作りに取りかかりました。
園児たちは幼稚園で粘土遊びやクッキー作りなどを行っており、パン生地を扱うことが初めてでも、みんな上手に自分の好きな形にパンを成形していくことができました。
動物のパン、アニメのキャラクターのパン、自分の顔のパン、家族みんなに食べてもらうハート型のパン、子どもの個性が生かされたくさんのパンが出来上がりました。
焼きあがったパンをお土産に帰宅して、おとうさん、おかあさん、家族みんなと楽しい会話が交わされたことでしょう。
パン教室はパン研究会の管理栄養士養成課程と幼稚園で実習中の教育学科の学生がフォローしました。園児がパン作りに励む様子を微笑ましく見守り、日頃食べているパンがどうやってできるのか体験を通して学んでいく過程を目の当たりにしました。学生たちも食育の現場に参加できるという有意義な経験をすることができました。
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