2018.4.17 学園広報
2018年4月12日・木曜日から2週間の日程で、神戸女子大と交流協定を締結しているイギリスのケント大学から「短期受け入れプログラム第4期生」として留学生が来日し、日本語、日本文化を学んでいます。
2017年までの留学生は文学部英語英米文学科のある須磨キャンパスのみで神女大の学生と交流していましたが、今回は初めて2018年4月17日・火曜日にポートアイランドキャンパスの学生とも交流する機会を設けました。
看護学部看護学科では,田村 康子准教授の企画で医療英語・日本語カフェを開催しました。健康福祉学部では,社会福祉学科の木村 あい准教授、清水 弥生准教授のゼミ生とそれぞれのライフデザインについてのディスカッションを行い、将来の夢などについて楽しく語り合う時間が持てました。健康スポーツ栄養学科では,松本 衣代准教授のゼミ生と一緒に次の定番の家庭料理を調理しました。
玄米入りごはん、卵焼き、豚肉の生姜焼き、味噌汁
松本准教授は「国際栄養フィールドワーク」を担当し、同研究室のゼミ生も国際健康福祉プログラムⅠに参加しインドネシアでの調査に参加した経験がある4年生と、2018年度プログラムに参加予定の3年生で構成されている国際交流に積極的な研究室です。
松本研究室の学生が料理の説明から調理方法まで、留学生に教えました。卵を一緒に溶きほぐし調味料を混ぜ合わせた後、ゼミ生が卵焼きの実演をしました。卵液を卵焼き器に流し込んで半熟状になったら手前に巻き、空いた部分に油を塗り、巻いた卵を向こう側にずらし、また、卵液を流し手前に巻くといった作業をくりかえす卵焼きは少し難しいのではと心配しましたが、留学生は、箸を使って上手に卵焼きを作ることができました。
最初はお互いに少し恥ずかしそうにしていた留学生とゼミ生ですが、卵焼きを焼くうちにすっかりお互いに打ち解け、生姜焼きを作る頃には自分たちの趣味を話して意気投合し、和気藹々と楽しく調理していました。予定の時間内に全ての調理が出来上がり、お昼ごはんとしてみんなで美味しくいただきました。
短い時間ではありましたが、ゼミ生は生きた英会話の練習と日本の家庭料理を紹介する機会になり、留学生は日本語の会話の練習ができ、出汁などの日本の食文化に触れる事ができました。最後に松本研究室から今日の献立の英語版レシピを作ってプレゼントしました。
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