2019.3.11 看護学科
「臨床現場と大学を繋ぐ臨地実習教育」というテーマで、第3回臨地実習指導者研修会を2019年3月11日・月曜日に開催しました。本来は2018年9月の開催予定でしたが、台風の影響によりこの日の開催となりました。年度末の大変お忙しい時期にも関わらず、地域包括支援センター、介護老人保健施設、病院と様々なご施設から40名近い臨地実習指導者の方がご参加くださりました。
午前中は甲南女子大学看護リハビリテーション学部看護学科の前川 幸子氏をお招きし、「臨床現場と大学を繋ぐ臨地実習教育-看護学生の経験を中心に-」と題されたご講演をいただきました。学生の臨地実習中の体験にまずは寄り添い、そしてその体験を経験としていくことが大切ではないかというお話しに、参加者の方々、そして教員も感情を揺さぶらされる体験をしながら多くの気づきをいただきました。
そしてデザートビュッフェもあるランチタイムの後、小グループに分かれディスカッションを行いました。ディスカッションでは、前川氏のご講演内容をもとに、学生の経験を重視した実習のために臨地実習指導者と教員がどのように連携していけるかについて具体策を話し合いました。
神女大看護学部は、2019年3月にはじめての卒業生が誕生します。臨地に巣立っていく学生、これまでもこれからも学生や卒業生をご指導くださる皆様、そして教員とで連携し、今後もよりよい看護実践を探求していきたいと実感した1日でした。