2018.4.21 史学科 梶木
事前学習会(図書館AVホール) 国立民族学博物館「朝鮮半島の文化」展示を見学
史学科では、新入生を対象に開講している「入門演習」で、実物資料に接する場として学外研修を実施しています。2018年度は、1970年の大阪万博跡地に建つ国立民族学博物館を見学しました。
まず、2018年4月19日・木曜日の事前学習会では、川森教授の「大阪万博と国立民族学博物館」というテーマの講義を聞きました。大阪万博が開催された「高度成長期」の時代背景について、豊かな素材を織り込んだ興味深いお話でした。学外研修当日の4月21日・土曜日は「夏日」となり、ソフトクリームを手に万博記念公園入口の集合場所に向かう学生もいました。
国立民族学博物館では、グループ毎に分かれて、川森教授の解説で、本館の「朝鮮半島の文化」・「アイヌの文化」・「日本の文化」の展示を見学し、同時開催の特別展「太陽の塔からみんぱくへ― 70年万博収集資料」にも足を運びました。学外研修のレポート課題の作成にむけて、熱心に見学する学生の姿は、来館された方々からも注目されていました。
この授業では、入学後最初のレポート課題に対するフィードバック指導にも力を入れ、これから4年間の「学び」を学生と教員が共に創りあげる原点にしたいと考えています。