2018年度公開特別講演会のご案内 釜野 さおり氏講演会開催
2018.10.3 国際教養学科
国際教養学科主宰神戸女子大学グローバル・ローカル研究会では、例年、国内外で活躍されている方を各界からお招きして公開特別講演会を開催いたしております。2018年度には、国立社会保障・人口問題研究所の人口動向研究部第2室長である釜野 さおり氏による講演会を2018年10月27日・土曜日に開催いたします。
釜野氏は、スタンフォード大学大学院社会学研究科博士課程修了、Ph.D（博士）を取得され、現在国立社会保障・人口問題研究所に在職され、家族社会学、社会調査、人口学、ジェンダー・セクシュアリティを専門分野に、2015年には日本初の性的マイノリティについての全国意識調査を実施、現在は「性的指向・性自認の人口学」のプロジェクト（JSPS科研費16H03709）を進められています。
この度は、「家族・ジェンダー・セクシュアリティと社会調査-そのプロセス、課題と今後の展望」と題して、厚生労働省の研究機関である国立社会保障・人口問題研究所において実施されている「出生動向基本調査」や「全国家庭動向調査」をはじめとし、研究費補助金を得て行われた「性的マイノリティにたいする意識調査」を例に、社会調査の実施にいたるまでのプロセスとこれらのテーマを扱う社会調査が抱える課題と、家族・ジェンダー・セクシュアリティの領域で、今後どのような調査が必要とされているのかについてわかりやすくご講演くださいます。
多くの皆さまにご来場いただきたくご案内申しあげます。
演題
家族・ジェンダー・セクシュアリティと社会調査-そのプロセス、課題と今後の展望
講師
釜野 さおり氏（国立社会保障・人口問題研究所人口動向研究部第2室長）
日時
2018年10月27日・土曜日 11時～12時30分（受付：10時30分～）
会場
神戸女子大学須磨キャンパス 大学図書館4階AVホール
神戸市須磨区東須磨青山2-1
主催
神戸女子大学文学部国際教養学科
神戸女子大学グローバル・ローカル研究会
一般公開・参加無料
申込先
2018年度講演会事務局（神戸女子大学 LL情報システム室）
TEL：078-737-2320（電話受付：月～金曜日 10時～16時）
E-mail：glsa2018@yg.kobe-wu.ac.jp
申込締切
2018年10月22日・月曜日 16時まで
交通アクセス
JR須磨駅・山陽電車須磨駅・地下鉄妙法寺駅から
神戸市バス75系統 「高倉台南口」下車
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
釜野 さおり氏の主な編著書・論文
最近の論文：2017年「同性愛・両性愛についての意識と家族・ジェンダーについての意識の規定要因」『家族社会学研究』、2016年 “Common Family Boundaries: Changes and Determinants of Married Women’s Perception”『人口問題研究』。共編著：“Lesbians” in East Asia（Harrington Park Press）、『スウェーデンの家族とパートナー関係』（青木書店）、『少子化のジェンダー分析』（勁草書房）、East Asian Sexualities (Zed Books)、Transforming Japan (Feminist Press)、『家族を超える社会学』（新曜社）等多数。
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