2018.11.28 英語英米文学科
2018年11月28日・水曜日に文学部英語英米文学科の卒業生で、兵庫県警の警察官として活躍中の池ノ上 栞理氏が学生と教職員約180名を前に「It's Up to Me to Try-何事も自分次第-」と題した講演を行いました。
池ノ上氏は早くから将来の職業は警察官と決め、グローバル化が進む今日、英語を話せることは必ず役に立つと考え、神女大の英語英米文学科に入学しました。
在学中一番好きだった授業は、プレゼンテーションの時間でした。外国人に通じる表現力を身に付けるため、とりわけ発音の練習に工夫を重ね、自分の好きな外国人の歌手の歌やインターネット上で公開されている動画などを使って、言葉を徹底的に聞き込み、練習を繰り返すことで正確な発音を身に付けることができたということです。その努力の結果、4年生の時には、神女大で開催の英語演劇鑑賞の夕べ ウィリアム・シェイクスピア作「テンペスト」公演で、観客に開幕前の挨拶する担当に選ばれ、発音・イントネーションともに完璧な英語でスピーチし、外国人のお客さまにも賞賛されました。
軽快なテンポで体験談を語る池ノ上氏の講演に、後輩の学生たちも引き込まれ熱心に聞いていました。
また、池ノ上氏はクラブ活動に加え、学生消防団員としても活躍し数々のボランティアにも参加。学業以外でも多忙で充実した学生生活を送りましたが、その時のさまざまな経験と在学中に培った英語力が現在の警察官の仕事に大いに役立っているということです。
今回の講演では「やる気さえあれば何事も自分次第で夢はかなう」と語りかける池ノ上氏の言葉に、後輩達も大いに刺激され今後の学生生活を有意義に過ごすための励ましの時間となりました。
当日は、英語が堪能でアクティブな第二の池ノ上氏のような人材を神女大でリクルートするために上司お二人もお見えになり、兵庫県警察の募集案内用パンフレットを配布され、池ノ上氏の講演後に警察官の仕事内容について説明されました。