2018.11.30 家政学科
家政学科では中学校および高等学校家庭科教員をめざす学生たちが毎週、B館1階の家政系教育実践室で「家庭科教員採用試験勉強会」を行っています。
2018年11月30日・金曜日・5限目、2名の4年生を迎え教育実習のことや教員採用試験のことについて話してもらいました。参加者は1年生4名、2年生2名、3年生5名でした。
教育実習に関しては指導案の作成、教材研究、プリントや教具等の準備などについて、また被服製作実習で安全指導の難しさを経験したこと、文化祭の合唱コンクールでクラス担任の指導に立ち会えたこと等、貴重な体験談を聞くことができました。座席表と顔写真で生徒の名前を必死になって覚えたことが生徒との信頼関係を作る助けになったこと、最終日には生徒一人ひとりにそれぞれのエピソードを書き込んだ手紙を手渡したこと等、実習生ならではの努力を紹介してもらいました。
教員採用試験に関しては、4年間のスケジュール、勉強の仕方、二次試験の内容等に加え、毎日、朝刊を読んだことやスクールサポーターをしながらモチベーションを高めていったこと、実技試験対策として、ブックカバーやポーチなどは多様なデザインに対応できるようにいろいろな形のものを練習しておいた方が良いこと、調理実習は献立の材料と分量を正確に理解しておかないと全く違ったものができてしまうこと等、どれも貴重な話でした。また、教科専門の勉強は大学の授業が基本だったというのもポイントでした。
教職支援センターで実施している集団討論は、他学科の学生さんと参加することで、自分とは異なる視点に気付くことができて役立ったとのことです。