2018.11.4 家政学科
2018年度後期に開講している生活プロジェクト演習Ⅲでは、子宮頸がんに関する課題と前期に学んだ持続可能な開発目標という意味であるSDGsと結びつけたプロジェクトを実施しています。SDGsは「持続可能な開発のための2030アジェンダ」として、2015年にニューヨーク国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、採択された開発目標です。17のゴールと169のターゲットからなり、環境だけでなく貧困、教育や保健など幅広い分野に及んでいます。最近は新聞等でも取り上げられ企業活動にもすでに取り入れられ、認知度は徐々に高まっています。
日本における子宮頸がん検査受診率は他の先進国に比べて低いため、検査受診率を高めることは喫緊の課題になっています。今回のプロジェクトでは子宮頸がんの検査の重要性を知ってもらい、さらSDGsとの関連性を示すようなポスターやチラシの制作を行なっています。また今後は制作したチラシの配布やSNSを使った啓発活動などを行なっていく予定です。
先日2018年11月3日・土曜日から4日・日曜日にかけて開催されたコスモス祭ではプロジェクトで制作したポスターを展示しました。多くの来場者の方がご覧になりました。