2018.10.27 学園広報
2018年10月27日・土曜日に兵庫県神戸市須磨区のコープ須磨店組合員集会室で開催された生活共同組合コープこうべコープ須磨組合員まつりで、家政学部 管理栄養士養成課程で食生活学が専門の林 利恵子准教授の4回生ゼミ生8名が考案したレシピの試食が行われました。当日はゼミ生も参加し、調理のサポート、料理の取り分け、レシピの説明に加え、来場者の案内、料理の提供等の協力をしました。
このイベントは毎年10月から11月にかけてコープ委員が中心となってコープの各地域での活動紹介から、コープ商品の試食、バザー、抽選などを行うイベントです。パン研究会がコープと共同開発した神戸ハイカラキャロットチーズメロンパンが2018年4月から約2ヶ月間発売され、発売日に商品のキャンペーンをコープ須磨店で行ったことが縁となり、秋の組合員まつりで組合員に提供するコープの商品を使った料理のレシピ作成を依頼され共同企画が始まりました。
ゼミ生たちは2018年6月から組合員まつりに提供するレシピ開発に取り組み、最初に全員が3種類のレシピを考えました。話し合いのうえ、メニューを主菜、副菜、汁物に絞り、最後に3つのレシピを決めました。8月に実際に自分たちで調理した料理をコープ委員の方に試食していただき、「高齢者の方にも簡単に作れる」「季節の野菜をたくさん使う」というコープ委員の方の希望するレシピを完成させました。
こうべコープ須磨組合員まつりは、10時の開始と同時に多くの組合員の皆さんが来場し、用意された100食分の試食品は午前中でほとんどなくなりました。「どの料理もとても美味しいですね」「家で作ります」「レシピが2人分というのが嬉しい」といった感想をいただき、学生たちは消費者の立場で自分達が考案したレシピが喜ばれ家庭に広がっていくことに満足した一日となりました。