


2018.10.13 学園広報
2018年10月13日・土曜日、公益社団法人兵庫みどり公社が総合運営している兵庫楽農生活センターの農場で野菜を収穫し、その野菜を使って料理をする「農・食体験ツアー」に家政学部管理栄養士養成課程の安田 敬子准教授のゼミの4年生8名が協力しました。
このイベントは産学官民連携事業として兵庫県から支援を受けた「神戸食サポート協議会」(注)が主催しました。
2018年6月に始まり野菜を定植、7月・8月の圃場の手入れを経て自ら育てた農作物を収穫、調理する、幼児から中学生までの親子を対象としたイベントでゼミ生はブログ「もぐもぐ幸せhappyボックス~あなたのもとに健康を届ける~」を利用して参加者の募集から参画しています。最終回の今回は、ゼミ生がこの農場で採れた野菜を使った献立を考え、親子クッキング。料理手順、野菜に含まれる栄養について説明、試食後には子ども達へ食と健康の絵本の読み聞かせを行いました。
献立は、6月に植えたキャベツを主にしたものを考えていましたが、2018年は長雨、猛暑、台風といった天候不順が続き、残念ながらキャベツは収穫できず、学生たちは当日に収穫できるナスとつるむらさきを使う料理に急遽切り替えました。
爽やかな秋空が広がる良いお天気に恵まれ、7家族20名の参加者は最初に料理に使う野菜を張り切って収穫しました。どちらの野菜も収穫できる時期が終わりに近づいており、なすはキズのないきれいなものを探し、つるむらさきはつる先からやわらかい30cm前後までを切り取るようにして、学生も一緒に楽しく収穫しました。
料理教室に収穫した野菜を持ち込み、他にこの農場で採れたサツマイモ、きゅうり、ピーマン、しいたけも使って家族で協力して調理が始まりました。子ども達もお父さんやお母さんと一緒に野菜を切ったり、炒めたり。学生たちも各テーブルでサポートをして野菜中心の料理4品がお昼12時までに出来上がりました。学生の考えたレシピは、家族で作れるように簡単で、子どもの好む味付けを工夫しており、自然の恵みに感謝して、みんなきれいにいただきました。
この体験ツアーに参加して、子ども達は自然に親しみ収穫する喜びを味わうと同時に、農作物は天候に左右され、生産者の苦労があって作られていることを知ることができました。
学生たちは、日頃学修している「食と栄養」の知識や技術の実践活動の場になり、定植から一緒に参加できたことで地元神戸の野菜の生産状況や流通に関心を持ち、地産地消について考える機会になりました。
(注)神戸食サポート協議会
神戸市の流通業者や生産者、IT関連企業が協力し、安心・安全な地元の食材を消費者が買って食べることを目的に地域密着型のシンプルな流通システムを開発し、地産地消を推進するNPO法人「ひと・コネクト兵庫」が事務局となり、神戸市の農生産物について広く市民に関心を持ってもらい地産地消を推進するために作られた団体
料理教室の様子
収穫したつるむらさき、調理に必要な分量を量ります
料理教室で作った料理:手前左から時計回りにマヨ照り焼きチキン、きゅうりの梅おかか和え、サツマイモとリンゴのジュース煮、つるむらさきのお浸し
足元の泥対策をしてナス畑に入ります
やわらかいつるむらさきのつる先を切ります
手を伸ばしてつるむらさきを収穫
コック帽をかぶって調理開始
お母さんと一緒に食材を切ります
学生とナスを一緒に炒めています
収穫したナスを切っています
盛り付けもしています
主食のパンは神戸市で栽培から製パン一貫して行っている合同会社 パン屋 小麦生活 様からの提供
手を合わせていただきます
学生も一緒に各テーブルでいただきました
食事の後に使った野菜の栄養についてお話する学生
最後に子ども達を集めて食育の絵本の読み聞かせ
参加家族と一緒に記念写真
安田 敬子准教授(前列中)とゼミ生、「神戸食サポート協議会」代表の戎 康宏氏(後列左)NPO法人「ひと・コネクト兵庫」副理事長・事務局長の村上 健一郎氏と記念撮影