2018.8.4 学園広報課
専門が食品分析学である家政学部管理栄養士養成課程 木村 万里子准教授の研究室のゼミ生が神戸で長年愛されてきた洋菓子専門店のハイジと共同開発した低糖質の洋菓子「赤レンズ豆のブール・ド・ネージュ」が2018年8月1日・水曜日から発売されています。
ハイジから「美味しくて身体にやさしいお菓子をつくりたい」という依頼を受け、木村研究室が、2017年から取りくんできました。当時の4年生が日頃から研究対象にしている豆類のうち、食物繊維、鉄分に加えて、病気・老化予防に関わりの深い成分であるセレンが特に豊富な赤レンズ豆を使うことを提案し、共同開発が始まりました。
その後、当時3年生であった現4年生も参加し、試食を重ね、赤レンズ豆の特有のにおいや味を抑えた美味しい「赤レンズ豆のブール・ド・ネージュ」が完成しました。
パラチノースを使用し、1袋あたり89Kcalとすることで、カロリーや血糖値が気になる人でも気軽に食べられるスイーツとなりました。学生たちは、幅広い世代の人や友人にプレゼントしたくなるようなかわいらしいお菓子にと、赤と白の2種類(プレーン、ストロベリー)にすることも提案。パッケージにもこだわっています。
「赤レンズ豆のブール・ド・ネージュ」を広く知っていただくために試食会を2018年8月4日・土曜日オープンキャンパスに合わせて開催し、多くの高校生の皆さんやそのご家族に来ていただきました。「ほろほろ、さくさくした食感でとてもおいしい」との感想をいただきました。
木村研究室のゼミ生の感想
この共同企画に参加したことにより、赤レンズ豆についての知識が深まり、食品開発のプロセスを理解し、材料の原価計算、食品表示法の知識も必要であることなども学ぶことができ、視野が広くなりました。
「赤レンズ豆のブール・ド・ネージュ」
:6個(プレーン3個、ストロベリー3個)
380円(税込)
2018年8月1日・水曜日
ハイジ苦楽園店、JR神戸駅店、その他各催時