2018.11.20 社会福祉学科
2018年10月13日・土曜日、14日・日曜日に福井県で行われた第18回全国障害者スポーツ大会で大阪市の聴覚障がい者のバレーボールチーム選手として健康福祉学部社会福祉学科4年生の学生が出場し、優勝しました。その報告会を2018年11月20日・火曜日に開催しました。
社会福祉学科の同学生は2018年5月から、大阪市のチームの一員として練習を開始。社会人から高校生までと幅広い年齢層のチームメートと一緒に切磋琢磨してこの成績を収めました。大会ではリベロとして安定したレシーブでチームを優勝へと導く活躍を見せました。
学長報告会では、2年生の時に日本代表チームのメンバーとして第3回デフバレーボール世界選手権に出場したことや現在も日本チームの強化選手で、ろう者のオリンピック「デフリンピック」の出場を目指していることなどを報告しました。
卒業論文ではまだパラリンピックと比べて知名度が低い「デフリンピック」について公的な支援が不十分であることなどを採り上げ、ろう者のスポーツへの理解を広げる取り組みにも着手しています。
就職も決まり卒業後は社会人としてバレーボールを続け、障がい者スポーツ大会の大阪市バレーボールチームの3連覇と次回のデフリンピック出場を目指して頑張る決意であることも述べ、出席した教員からも励ましの言葉が送られました。
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