2018.10.20 社会福祉学科
2018年10月20日・土曜日に「福祉・介護職員キャリアアップ研修」を開催いたしました。この研修は介護福祉の専門性の構築を目指し、実践現場における研究活動をサポートするために2016年度よりスタートし、介護現場の職員を対象としたもので2018年度が3回目の開催です。参加者は31名で活発な意見交換が行われるなど、とても学びの多い研修会になりました。
第一部では「研究テーマのみつけ方」というテーマで、横山 正子教授による講演が行われました。第二部では、第一部の知識をもとに実際の研究活動への取り組みと、研究に取り組んだ結果として研究発表を神女大の卒業生が行いました。2018年度の発表者は特別養護老人ホーム星陽に勤務している小東 舞氏が行いました。
横山教授からは研究の意義を説明した後で、施設内でどのように研究に取り組んでいったらよいのか具体的な事例と共に丁寧な説明があり、参加者からは「自分の働いている施設でも取り組んでいきたいが、どのようなテーマがいいと思うか」など、活発な質問がありました。
研究発表では、認知症高齢者に対する対応について、認知症サポートチームの一事例として「チームの関わり方検討」、「実践に向けて情報整理」、「対応の統一」などに関する研究発表が行われ、施設での研究活動の取り組みの紹介が行われました。第二部でも活発な質問が行われ、参加者の皆さんは、意欲的に研修会に参加されていました。
さらに2018年度は研究計画の立て方や情報交換について、参加者同士の意見交換の時間を設け、活発な意見交換が行われました。
参加者の感想
発表者である卒業生の感想