2019.2.8 教職支援センター
2019年2月8日・金曜日、須磨キャンパスにて教職課程研修会を開催しました。なお、ポートアイランドキャンパスには同時中継しました。
改正教育職員免許法及び教育職員免許法施行規則が施行されることに伴う再課程認定申請作業がほぼ終了し、2019年4月から新課程の運用が開始されます。この度の新課程からは新たに「教職課程コアカリキュラム」が導入されました。また、2019年度からは文部科学省・中央教育審議会による実地視察も再開されます。教職課程については設置認定後も質の向上が求められます。以上のことから、課程認定申請について改めて概観し、今後の取り組み等について共有を図るべく、通算7回目の教職課程研修会を企画しました。
まず初めに、司会進行の山田 史子神女大教職支援センター課長より研修会の趣旨説明があり、前田 研史神女大教職支援センター長から開会の挨拶と教職課程再課程認定申請に係る対応に対する謝辞が述べられました。
続いて、多畑 寿城学園教職支援センター長から、教職課程再課程認定申請と今後の運用について、進捗状況や今後のスケジュール、経過措置への対応等について説明がありました。また、学位プログラムと教職課程との相当関係や教員審査の考え方といった課程認定申請の基本的な事項についても確認がありました。
次に、神女大教職支援センターの松﨑 隆幸教授から、2018年度実施の教員採用試験の結果と分析、教員採用試験を取り巻く状況について報告がありました。特筆すべき点としては、小学校教員合格者数が過去最高であった2017年度を上回ったことや、栄養教諭の採用試験で複数名の現役合格者を輩出したことです。
2019年4月からの新課程スタートを控え、須磨、ポートアイランドキャンパスから多数の教職員が研修会に参加しました。今後も、全学で教職課程の運営・指導に当たるべく、同様の研修会を定期的に開催し、教職課程・教員養成に関する最新の動向等を集約して共有を図るとともに、士気の高揚に努めます。