2018.8.31 学園広報
神戸女子大学須磨キャンパスに隣接する神戸市立高倉中学校前の通学路のトンネルに絵を描く壁画制作プロジェクト「誰もが笑顔でつながり自然あふれる高倉」に、神女大のイラスト部と美術部の部員が協力しました。
2018年8月31日・金曜日に「生き生きとした自然と明るい未来」をテーマとした葉が一杯に茂った大木から光がさす壁画が完成し、その除幕式が行われました。
この壁画制作プロジェクトは、2017年の夏にトンネルの壁に落書きが見つかり、二度とこのようなことが起きないように中学校で絵を描くことが提案されこのプロジェクトが発足しました。
高倉中学校の全生徒が壁画の原案を考え、全校生徒による投票で、3年生の男子生徒の描いた絵に決まりました。緑豊かな高倉にふさわしい空気と光を感じさせる絵です。
中学校の教員、神戸市建設局の職員、神女大の学生が、作業の手順や作業方法を協議しました。美術部の学生が水溶性のペンキを使うことなど提案し、中学校から美術部と生徒会の生徒の皆さんが参加し、具体的な制作作業が2018年8月16日・木曜日に始まりました。絵を描くことが得意な生徒・学生が集まったことによりわずか3日で絵がほとんど仕上がりました。除幕式の当日に神戸市立高倉台小学校と神戸市立北須磨小学校の有志の児童の皆さんが一緒に最後の仕上げをしました。
参加した学生たちはイラスト部と美術部が一緒に活動を始めてお互いが刺激して知識や技術を学び合え、自分たちの活動で地域に貢献できたことを大変嬉しく感じ、今後も絵を描くことで地域貢献をしていきたいと決意を固めていました。
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